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GoSunがソーラー充電ボックスを発売

GoSunがソーラー充電ボックスを発売

太陽光発電アプリケーションに特化したGoSun社は、最近、電気自動車用ソーラー充電ボックスという大ヒット商品を発表しました。この製品は、走行中に電気自動車を充電するだけでなく、駐車時には展開して車両のルーフ全体を覆うため、充電効率が大幅に向上します。

充電ボックスは一般的なルーフボックスのような外観で、重さは約32キログラム、高さはわずか12.7センチです。ボックス上部には200ワットのソーラーパネルが搭載されており、車両への限定的な充電が可能です。これは、一般的なRVに搭載されているソーラーパネルと同等の性能です。

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しかし、この製品の真のハイライトは、その展開設計にあります。駐車時には充電ボックスを展開し、車両のフロントガラスとリアガラスをソーラーパネルで覆い、合計出力を1200ワットまで増加させることができます。車両の充電ポートに接続することで、太陽光エネルギーで直接充電できます。GoSun社によると、この製品は時速50km以下の風下でも展開状態を維持でき、閉じた充電ボックスは時速160kmまでの車両速度に耐えられるとのことです。

この充電ボックスは高速充電ステーションの代替にはなりませんが、理想的な条件下では電気自動車の航続距離を1日あたり約50キロメートル延長できます。これは、平均して1日あたり16~32キロメートルの増加に相当します。この航続距離の延長は限定的ではありますが、充電プロセスに追加の手間がかからず、駐車中に充電できることを考えると、実用的です。毎日の通勤距離が16~50キロメートルのユーザーであれば、太陽光発電だけで毎日の充電ニーズを満たすことは十分に可能です。

しかし、充電ボックスは高価で、現在の予約販売価格は2,999ドル(注:現在約21,496人民元)です。GoSun社によると、この製品は米国連邦政府の住宅向けクリーンエネルギー税額控除の対象となる可能性があるものの、家庭用エネルギーシステムに統合する必要があるとのことです。

GoSunは今年中に、わずか20分で設置可能な組み立て済みの充電ケースの出荷を開始する予定です。同社によると、この製品は恒久的に設置するように設計されていますが、必要に応じて簡単に取り外すことができるとのことです。


投稿日時: 2025年9月13日

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